> トップページ - 2. 漢方
2. 漢方 - Kampo
心身医学も漢方も、心と体を一体と考えて治療にあたる点では一致していますが、具体的な治療手段、治療技法は異なっています。私は、両者を統合することで、心身症、ストレス関連疾患に対するより良い医療が実践できるのではないかと考えております。同じような考えを持つ医師が、1982年、日本東洋心身医学研究会を作り、毎年、研究会を開催しています。(私は、同研究会誌の編集長を務めています。また、同研究会でEBM作業チームを立ち上げ、賛同していただいた医師とともにストレス関連疾患に対する漢方治療のエビデンスをまとめる作業を行いました)
○ ストレス関連疾患に対する漢方治療について
以下は、ストレス関連疾患に対する漢方治療についての私なりの考えを簡単に紹介したものです。(ラジオNIKKEIにて2009年2月4日—3月18日、放送。ツムラ漢方スクエア、TSUMURA Medical Todayにて公開中)
領域別入門漢方医学シリーズXVI【心身医学領域と漢方医学】
(外部サイトへ移動します)
- 漢方医学現代医学から見たストレス反応と漢方薬の抗ストレス作用
- ストレスを反映する漢方医学的所見とその治療への応用
- ストレスによって生じる病態(1)気虚
- ストレスによって生じる病態(2)気鬱、気逆
- ストレスによって生じる病態(3)瘀血、寒熱
- ストレス性疾患に対する漢方薬・向精神薬 併用療法の利点と注意点
○ 心身症およびストレス関連疾患に対するエビデンス
日本東洋心身医学研究会EBM作業チームがまとめた心身症およびストレス関連疾患に関するエビデンスを紹介します。
日本東洋心身医学研究会エビデンスレポート
(外部サイトへ移動します)