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4. ヨガ - Yoga
ヨガは我が国でもストレス軽減、健康増進のために広く行なわれるようになってきました。医学の中でもヨガは代表的な代替医療(心身相関療法)に位置づけられています。
ここでは健康な人のストレス状態や,ストレス関連疾患に対してヨガがどれほど有効であるのか、有効であるとしたら、そのメカニズムはどういうものか、病院にかかっている患者さんはヨガをしてよいかどうか、ヨガをどのように利用すれば良いのか、どのような点に注意しなければならないのか、などについて説明します。
- (1) ストレス状態に対するヨガの奏効機序
- (2) ストレス関連疾患に対するヨガの有用性に関するエビデンス
- (3) ヨガによって生じる有害事象
- (4) ヨガの医療経済的効果
- (5) ストレス関連疾患にかかっている人に対するヨガ利用ガイド
- (6) 慢性疲労症候群に対するアイソメトリックヨガの安全性と有用性
- (7) ヨガの臨床効果に関するエビデンス(ランダム化比較試験とシステマティックレビューの構造化抄録)、EYOGA2024
- (8) 乳がん患者、乳がんサバイバーに対するヨガのエビデンス
- (9) 慢性疾患に対する補助療法としてのヨガのエビデンスと慢性疾患患者さんのためのヨガ利用ガイド
ここで紹介した研究は平成24年度 厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)、平成26年度 厚生労働科学研究委託費地域医療基盤開発推進研究事業、および平成27年−29年
日本医療研究開発機構「統合医療」に係る医療の質向上・科学的根拠収集研究事業、「統合医療としてのヨガの有用性と安全性に関する研究」によって行なわれました。
* なお、yogaはヨガないしヨーガと訳されますが、今後、団体名称や商標登録している呼称をのぞき、ヨガという表記に統一します。同じものと考えていただいて結構です(2015年12月18日)。